同じ症状でも、違う病気のことがあります。呼吸器の病気は早期発見、早期治療を
呼吸器内科では、長引く咳や喘息、気管支炎、肺炎、慢性閉塞肺疾患(COPD)など、肺や気管支に起きるさまざまな病気の診療を行っています。
呼吸器の病気は種類が多く、症状の程度も軽症から重症のものまで様々です。なかなか止まらない咳や痰、息切れ、胸痛など呼吸器症状に対する不安やお悩みのある方、長年喫煙しており「たばこ肺」が心配な方、あるいは健康診断などで異常を指摘された方など、お気軽に当科へご相談ください。
当院では呼吸器分野における代表的な症状および疾患について、呼吸器科専門医のもと幅広い診療を行っております。気になる症状のある方は早めにご相談ください。
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受付時間:9:00~18:15(水曜日・土曜日は12:15まで、整形外科休診日:水・日・祝)
当院の方針
患者様の症状を的確に診断するため、コミュニケーションをしっかりとり、丁寧な問診を行います。どんな小さなことでも、気になることがございましたら、お気軽にご相談下さい。治療前には検査をしっかりと行った上で、患者様に分かりやすい説明を行います。 肺の状態は、問診や聴診、胸のレントゲン写真での陰影を丁寧にチェックし、様々な合併症のある患者様も総合的に診療しております。診察の結果、必要があれば連携する大学病院や総合病院へご紹介させていただきます。
呼吸器内科でよく見られる症状
呼吸器内科では呼吸器系の診断・治療を行っております。
咳や淡、息切れなど大したことがないと思っていても、長く続く症状には大きな病が隠れていることがあります。症状が進むにつれて呼吸器障害を起こすものや、知らない間に集団感染を起こしたり、家庭で乳幼児に感染してしまい、合併症といった重症化を起こすなど注意が必要なものもたくさんあります。患者様自身の重症化を避けることはもちろん、ご家族の健康な身体を維持するためにも、気になる症状は早めに受診するようにしましょう。咳や淡は病気の早期発見のきっかけとなる大事な症状です。
例えば、市販の風邪薬で咳だけを抑えられても、根本的な治療とはならないため、最初は喉が原因で起こっていた咳が、やがて気管支から肺へと広がり、症状を悪化させていく可能性があります。また、軽い咳や微熱といった程度でも、元気がない、食欲がない、意識がもうろうとしているなど、普段と違う様子がみられたら、すぐに受診しましょう。呼吸器系の主な症状は次のようなものがあります。
- 咳
- 息が切れる、息が苦しい
- 呼吸すると音がする(ゼーゼー、ヒューヒューという音が喉~胸のあたりから聞こえる)
- 喉の痛み
- 痰が出る、痰が増えた、痰の色や性状が変わった(白っぽいサラサラした痰から、黄色や緑の粘りのある痰に変わる)
- 痰に血が混ざる
呼吸器内科で診療する代表的な疾患(病気)
呼吸器科の疾患(病気)には休養をしっかりとることで症状が改善していくものもありますが、疾患(病気)によっては病原菌に合わせた抗菌薬が必要となるものもあります。症状は風邪と似ていても、肺に結核菌が感染した場合では肺結核であったり、肺の中の肺胞が破壊された肺気腫であったりと、同じような症状でも疾患(病気)が異なれば治療法も異なります。当院の呼吸器科では慎重に診断を行い、疾患(病気)に合わせた治療を行い、患者様の症状を改善していきます。
呼吸器科の疾患(病気)には次のようなものがあります。
- 風邪症候群
- 気管支炎、肺炎
- 肺気腫
- 喀血
- 慢性閉塞性肺疾患(COPD)
- 自然気胸、気管支拡張症
- 肺結核、肺結核後遺症、肺線維症
- 肺がんなどの肺腫瘍