生活習慣病

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このような
自覚症状はありませんか?

  • 頻尿や喉の渇きを感じることが多い
  • 体重の減少、強い空腹感に襲われる
  • 目がかすむ、眠気、吐き気や気分不快
  • 咳や痰が多い
  • 呼吸音(ゼイゼイ、ヒューヒュー等)
  • 頭が痛い、常に頭痛がする
  • 息切れする、急に胸が強く痛む
  • よく冷や汗をかく
  • 胃痛・不快感・違和感、胸やけ等
  • 吐き気、食欲不振
  • 血便が出る、下痢と便秘を繰り返す

生活習慣病とは

生活習慣病って?良く聞くけど、具体的にはどのような病気のこと?

生活習慣病とは「食習慣、運動習慣、休養、喫煙、飲酒等の生活習慣が、その発症・進行に関与する疾患群」のことを指しており、例えば以下のような疾患が含まれるとされています。

疾患例
  • 肥満、メタボリックシンドローム
  • 糖尿病
  • 高血圧
  • 脂質異常症
  • 慢性的な呼吸器疾患(COPD)
  • 脳血管疾患、心疾患
  • がん

しかし、これらの疾患(病気)は、全てが生活習慣によって起こるものではありません。例えば、血縁者に高血圧や糖尿病の人がいる場合、生活習慣に気を付けていても同じ疾患(病気)にかかってしまう確率が高くなるといわれています。また、喫煙習慣がある人には、肺がんになってしまう人とならない人がいます。
生活習慣病は、両親から引き継いだ遺伝子の要因に加え、普段の生活環境が大きく関連して発症する疾患(病気)の総称です。

そのため生活習慣病は外国では「life-style related diseases」 と呼ばれます。和訳すると「生活習慣関連病」となりますが、日本では覚えやすいように「関連」という言葉が省略され生活習慣病と呼ばれています。

生活習慣病の原因とは

生活習慣とは、食事、運動、休養、喫煙、飲酒などの「習慣」です。では、なぜこれらの習慣が生活習慣病を引き起こすのでしょうか。

飲酒

例えば、飲酒は少量であれば健康に良いものとされています。しかし、飲酒量が増えてしまえばどうでしょうか。お酒に含まれるアルコールは、脳の様々な神経系に影響を与えます。この神経系に与えられた影響により、「酔い」という感覚が生じています。

「酔い」の中には、気持ちが良くなる快感成分、眠くなる鎮静成分、記憶が喪失する認知成分などがあります。アルコールを長期に大量に飲み続けると、神経系はアルコールの存在下でも普通に機能するようになってしまいます。これは神経順応と呼ばれるもので、「依存」の一つとされています。

しかし、飲酒量が増えてしまえば、アルコールはどの臓器に対しても害として働いてしまいます。すい臓(膵臓)病の原因は男性においてはアルコールの飲み過ぎが最も多く、急性膵炎の約半数、慢性膵炎では約80%弱となっています。また、アルコールは肝臓で分解(解毒)されますが、アルコールを長期間飲み過ぎると、肝臓の機能を弱めてしまいます。

たばこ

また、同じく依存性の強いものに「たばこ」があります。近年、喫煙の有害性に対する意識が高まったことから、国をあげての受動喫煙対策が行われ、紙巻たばこの消費量は年々減少傾向にあります。

しかし、全体的な喫煙率が低下しても、ニコチン依存が強く、禁煙が難しい人はいますので、禁煙医療の重要性が高くなりつつあります。
喫煙は、煙が直接あたる口や喉、煙を吸い込む肺だけではなく、食道や胃などにも影響を及ぼします。もし、喫煙者のお腹に赤ちゃんがいたのであれば、その影響は赤ちゃんにまで及ぶことは明らかです。たばこの煙には、60種類以上もの発がん物質が含まれており、煙の通り道だけではなく、唾液などを通り抜け消化管へも影響をあたえるのです。

さらに、血液中にも移行するため、血液や肝臓、腎臓などの尿路でも影響を及ぼします。

このような悪い生活習慣が続けば、体の健康を維持することは難しくなります。結果的に、その人の弱い部分が大きな影響を受け、生活習慣病を発症してしまうのです。

生活習慣病の主な症状

生活習慣病の症状は、それぞれの疾患(病気)によって変わります。

  • 糖尿病:頻尿、喉の渇き、体重の減少、強い空腹感、目がかすむ、眠気、吐き気や気分不快、持久力の低下(疲れやすい)などがあります。
  • 慢性的な呼吸器疾患(COPD):咳が多い、すぐに息切れする、痰が多い(増えた)、呼吸音(ゼイゼイ、ヒューヒューなど)がする、頭痛などの自覚症状があり、感染症にかかりやすい、体重が減る、なども見られるようになります。
  • 脳血管疾患、心疾患:脳血管の場合は、頭が割れるように痛い、常に頭痛がする、吐き気やおう吐などの症状があります。心疾患の場合は、すぐに息切れする、急に胸が強く痛む、息苦しい、冷や汗をかく、吐き気やおう吐などがあります。
  • がん:がんが出来る場所によって、症状は全く違います。例えば胃がんには、胃の痛み・不快感・違和感、胸やけ、吐き気、食欲不振などの症状があります。大腸がんには、血便が出る、下痢と便秘を繰り返す、お腹が張る、貧血、体重減少などの症状があります。

また、目立った自覚症状がない生活習慣病もあります。

  • 肥満、メタボリックシンドローム:体の中に脂肪が増えすぎると、さまざまな疾患(病気)を引き起こす原因となります。
  • 高血圧:目立った自覚症状はありませんが、耳鳴りや頭痛が続くような場合は、高血圧による脳の疾患(病気)になっている可能性があります。
  • 脂質異常症(悪玉コレステロール値が高い、中性脂肪値が高い、善玉コレステロール値が低い):動脈硬化の原因となり、やがて脳や心臓の疾患(病気)になる可能性があります。

どのような疾患(病気)でも、早期発見、早期治療が重要です。少しでも体調への不安がある場合はご相談ください。

こんな方には受診をお勧めします

当院では、次のような方には早めの受診をお勧めします。

  • 健康診断(特定健診や住民健診、会社での健康診断など)で「要精密検査」や「要経過観察」となった方
  • 生活習慣病の主な症状に当てはまる方
  • 血縁家族に、生活習慣病になった人がいる方

当院は、生活習慣や食生活に対する栄養指導に重点を置いております。悪しき生活習慣は、いずれ生活習慣病やがんを引き起こす原因となります。ご自身の生活習慣を改善していくことが、将来的な病気の予防につながります。

当院には、栄養指導を専門的に行うスタッフが在籍しています。例えば、検査で指摘はされないまでも血糖値や血圧が気になるなど、少しでも健康に対して気になる事がある方はご相談ください。

当院ではご本人の生活スタイルにあった生活習慣指導を行うよう心がけています。

一方的な指導ではなく、長く無理なく取り入れていける生活習慣のアドバイスを行っています。患者様の生活に寄り添い、無理な押し付けではなく、元々の生活習慣に無理なく取り入れられるよう配慮しながら、アドバイスをさせて頂きます。

[総合お問い合わせ窓口・ご予約]
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受付時間:9:00~18:15(土曜日は16:45まで、日曜日は12:15まで、整形外科休診日:水・日・祝)

予防指導

  • 高血圧予防指導
  • 糖尿病予防指導
  • 肥満予防指導
  • 尿酸予防指導
  • コレステロール予防指導
  • 脂肪肝予防指導
  • 逆流性食道炎予防指導
  • 便秘予防指導

健康診断の結果や、日々の生活習慣、親族の治療歴などを考慮し、患者様がご希望される予防指導を行っています。中でも、日本人の死因の上位を占める脳血管疾患や心疾患などは、自分自身がその方向に進んでいることが分かりにくいにも関わらず、発症すると生命の危険がある病気です。当院では、患者様がその方向に進まないよう、進んでしまっても軌道修正ができるよう、アドバイスをさせて頂きます。